JR東京駅八重洲口改札外の南北をつなぐ通路上に並ぶ、18柱に設置されるデジタルサイネージです。...
駅デジタルサイネージが比較対象となる媒体として敢えてあげるならネット広告な理由
皆さん、広告の出稿にあたって広告効果はもちろん考えますが、その次に検討している媒体種類が異なっている時、それぞれ最終的にかかる総額費用はどのくらいになるんだろう・・・と具体的に数字で比較して考えるよりも先に、デジタルサイネージで広告したい・・なみたいな、もう既に媒体を絞られている事が多いんだなと感じた事があります。
もちろん特に駅ナカのデジタルサイネージの一番の推し部分は、インパクトある注目度と初期費用の少なさによる費用対効果かと思います。
より費用をかければTVCMなど展開できますが、1回の広告費用をある程度抑えて接触が多い広告媒体という事であれば、数限られてくるのかなと思います。
よりデジタルサイネージの推し部分を、少し掘り下げてお話ししてみます。
▼目次
1.駅ナカデジタルサイネージ広告の費用対効果について
2.駅ナカサイネージの特徴
3.駅ナカサイネージのメリット・デメリット
4.駅ナカサイネージの利用におすすめな参考業種例
5.オススメの駅サイネージ
例えば、東京駅で丸の内エリアでの『サイネージ』と『駅看板』を比較してみます。
サイネージの商品構成として、複数面セット放映の仕様が多いので、それを基準とし同サイズ及び同面数で較べてみました!
ちなみに補足ですが、駅看板というのは、デザイン面が印刷されたシートを枠の中に収めた静止画広告です。内照式や非内照式となっています
1.駅ナカデジタルサイネージ広告の費用対効果について
駅構内には、さまざまなデジタルサイネージ商品があります。5面程度のセット商品もあれば、40面以上のセット商品もあります。
または、大型な1面のみのデジタルサイネージもあります。
今回は、一般的な複数面が1セットとなった商品群の中で、東京駅の駅ナカサイネージで比較してみます。
商品仕様が1ヶ月単位で9面のセットのものを比較元として、駅看板と言われるサインボード広告を同様に同面数を1ヶ月間出した場合、
初期費用と広告費用含めて、ざくっとですが下記の総額費用がかかります。
▼駅看板の場合
広告費用:200,000(1面/月あたり)× 9面 = 1,800,000円
取付撤去費:1,100,000円前後
合計:2,900,000円
そしてデジタルサイネージは下記費用がかかります
▼デジタルサイネージの場合
・広告費用:280,000円(1商品9面セット/月あたり)
・取付撤去費:0円
合計:280,000円
※相場平均の参考値単価で算出しております
※各媒体の諸作業などは省略しています
差額・・なんと2,620,000円となり、初期費用の削減幅の大きさがわかると思います
同期間で比較してみましたが、駅看板を今回の予算として考え、単純計算で1箇所の駅サイネージを利用するとしたら、
約10倍の10ヶ月広告展開できるという結果にもなります。もしくは、10箇所に1ヶ月間サイネージ広告展開ができるとも言えます。
そういう事から、1回の広告出稿費用考えると、ネット広告は10万円以下程度から出来て、そこからエリアやターゲット層、出稿期間などの条件を選定し考えていけば、大体駅ナカサイネージと同価格帯に落ち着くと思います。
広告に接触する数や展開するまでの他諸経費、ネット広告が唯一比較対象の媒体になってくるのかなと思えるのがこの理由です。
金額だけで、一概に優劣は付けられませんが、
駅ナカサイネージは駅利用者の広告接触期待母数という部分で非常に多いのが特徴でもあり、優位性がある部分と言えます。
一度、駅ナカサイネージ検討して見てください。
2.駅ナカデジタルサイネージの特徴
1.主要な駅を広範囲にカバーし高い接触回数
駅ナカのデジタルサイネージは、各主要な駅のメイン動線上に設置してある事が多いので、訴求商材を短時間かつ短期間で大多数の利用者に訴求できます。これにより、集中的かつピンポイントとなるターゲット層に対して、深い認知効果が期待できる広告です。広告効果を高めるため、街ナカ広告など異なる複数の広告媒体と組み合わせる手法であるメディアミックスを用いる事により、最新の情報を通行者に確実に、かつ深く連続的に広告内容に接触させられます。
2.抜群のターゲッティング
ネットワークされたサイネージ商品もありますが、駅個別に設定もしてあるので、特定の駅利用者に絞り、新年度時期や長期休暇シーズン時期、年末年始など期間も決めて広告展開して、特定の需要を喚起するのにも適しています!
駅毎に利用者層や男女比などのデータと広告主の商品分析データを組み合わせる事により、ユーザーに向けて、さらにパーソナライズされ、高い広告効果が見込めます。
3.複数の放映面から映像で利用者に強いイメージ浸透
基本、70インチ前後の高彩度のモニターで複数面同時に放映し、訴求するサービスや商品を、鮮やかに放映する事で、顧客の注意を引き広告を通じて直接製品情報を取得したり、ウェブサイトにアクセスを促したり、商品によっては帰宅途中に購買につながる事もあります。
駅により、面数が多い広告商品があります。同時に露出できると言うことはそれだけでもインパクトありますが、敢えて全てのモニターに同じ映像を流さず、交互にコンテンツを配列し、特定の内容をしっかり浸透させていくか、もしくは進行方向に向かって順に異なったコンテンツを配列させて最後のモニターまで順番に見て一つの訴求ストーリーを完結させるか、または映像放映面と文字放映面を分けて、テイストを変えた露出で浸透させていくか・・。放映方法は様々です。
展開方法により、そこからSNSでさらに拡散が起こるという事もありますので、駅ナカサイネージだけで広告が終わらず更なる展開を考えて出稿する面白みもあります
4.多数の利用者が通過する&滞留する駅
各エリアを移動するのになくてはならない公共交通機関である駅は、非常に多くの利用者が行き交います。
1番多い駅では、数十万人の利用者が1日で利用されます。
それらの駅で広告を展開すれば、自然と広告接触回数は上がるので、広告を見てもらうという意味では達成しやすくなります。一般的に広告のリターン率は数%と少ない事が多いですが、接触分母数が増えれば、広告効果が見込める率も高くなります。従来の駅看板や大型シート広告商品であれば人気の駅は広告単価も高いですが、駅ナカデジタルサイネージであれば乗降客数が多い駅でも従来の静止画広告より単価が安いので、検討可能な余地が出て来るのではないかと思います
3.駅ナカサイネージのメリット・デメリット
▼メリット
1.少ない初期費用
駅看板やシート広告などは、広告展開するまでに広告面のメディア製作であったり、広告面の取り付けにおいては、取付する作業人件費が必要であったり、諸々の費用が必要となってきます。
従来のデザインしたものをシート出力して、作業員を使って取付する広告展開に比べて、デジタルサイネージはコスト効率に優れています。ディスプレイを活用するので、物理的な準備物を削減し広告展開にかかるコストが大幅に削減することができます。広告の更新が容易にもなり、またそのデジタル素材は他デジタル広告媒体でも流用できるので、長期的に見ても費用削減及び費用対効果が高いのが、デジタルサイネージです。
2.多数の広告接触機会による高い費用対効果
複数拠点でかつ同時放映というのが、駅デジタルサイネージのメリットです。
また、利用者数が多い駅に設置されているので、広告に接触する回数は高い数値で確約されています。1つの素材を用意するのみで、多数の拠点で訴求でき、またその素材はデジタルデータなので、他でも流用できるし再度放映したい時はそのまま利用できるので、費用削減に大きく貢献できています。
3.急なプロモーション需要でも対応可能
1週間か1ヶ月単位で販売しているサイネージが多いので、PRを行いたい期間に合わせた広告露出できます。急にPRしたい内容が出て来たとしても、内容素材の広告審査は必要ですが、空き枠があれば、1週間前にデータ入稿出来れば、広告出稿可能です。
▼デメリット
1.広告ガイドラインによる表現の制限
公共の場に掲示されるため、広告表現に一定の制約がありますので、誇大広告的な表現や確約を得られる様な表現や、誤解を招く恐れのある表現はNGとなります
2.広告放映接触タイミングによる注目回数
1枠15秒単位なので、放映されるタイミングにサイネージ前の流動量により、視認注目回数に若干の前後はあります。ただ数分毎に繰り返し放映され、1日約20時間前後かつ複数の広告面で対象エリアをカバーしているとも言えます
3.1回の広告露出時間
ポスターやシートの様な静止画と違って、1枠の映像面を複数の広告主PRで順番に使われているので、広告が露出される1回の時間が限られているという部分がデメリットとも言えますが、テレビのCMをイメージして頂ければと思います。
4.駅ナカサイネージの利用におすすめな参考業種例
1.小売業
店舗内での販促活動や季節限定キャンペーン、新商品情報の告知を継続的に訴求する事により。購買につながります。また時間に応じてコンテンツの変更もできるため、情報の鮮度が上がり、より効率的な強い訴求コンテンツで集客へ繋げる事ができます
2.飲食業
飲食店では、店舗のメニューや期間限定メニュー商品の告知に活用できます。駅周辺で飲食店を展開している場合には、映像を見て当日の流入が期待できます。
3.観光業
観光地や観光施設での観光案内やイベント告知に活用できます。デジタルサイネージを通じて観光スポットや観光地周辺のショート映像を鮮やかに数秒見せる事で強く印象に残せます。最新情報を提供により、訪れる観光客へスムーズに訴求できます
4.金融機関
銀行や保険会社など、金融業界でも有効です。新しい金融商品やキャンペーンの案内のPRを駅ナカで目立たせることができ、ターゲットに即した商品情報に興味のあるエリアに提供する事により、よりピンポイントで無駄のない効率のいいPRが可能。
5.医療機関
近隣の機関病院や街のクリニックの新しいサービスの告知や季節ごとに流行りやすい風邪の予防対策などをお知らせしたり、特定の診察に特化したクリニックのオープン案内も映像内容により目立たせる事もでき、ターゲットや時期に即した診察情報の提供が可能になります。
5.オススメの駅ナカサイネージ例
・首都圏を広範囲に一気にPR ⇒ JADビジョンステーションネットワークなど
・品川駅でビジネスマン向け商材PR ⇒ JR品川駅自由通路セットなど
・東京駅丸の内エリア側でビジネスマン向け商材PR ⇒ JR東京駅丸の内地下連絡通路サイネージなど
・東京駅八重洲エリア側でビジネスマン向け商材PR ⇒ JADビジョンセントラル東京など
・アニメやゲームのPR ⇒ JR秋葉原駅新電気街口サイネージやJR池袋駅中央改札内デジタルサイネージなど
・乗降客数TOPの新宿 ⇒ 最近できた鮮やかなBOX型の新宿南口改札内BBBや新宿ウォール456サイネージなど
これらはほんの一例ですが、PR商材によって適したエリアや媒体があります。
検討駅・検討期間・ターゲット層やターゲットエリア などの情報を教えて頂ければ、
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